昨年末、2009年12月のインド・スタディツアー参加者による報告の集いを2月13日に
行いました。12月のインド・スタディツアーは、現地カウンターパートNGOであるISSA
(インド社会活動協会/Indian Society for Social Action)のゲストハウスを拠点
に様々な社会福祉施設や人々の暮らしを訪ね、経済格差が広がる現代インド社会
で、課題解決のためのNGOのアプローチを学びました。報告では、二人の参加者が
貴重な体験を伝えてくださいました。(報告者・中道愛子さん、金井敦司さん)
中道さんはスタディツアーの体験を基に、国際協力・海外支援にあたって大切だと
考えた点を3つ挙げてくれました。また、現地NGO、ISSAのリーダーであるザカライア
さんが語った「Food of Thinking(考える糧)」という言葉を引用しながら、「自らが知
り、考えはじめることの大切さ」について語ってくれました。
金井さんは、スタディツアーの魅力の一つを参加者間の振り返りの時間だと話してく
れました。同じ事を見たり聞いたりしても感じることは人それぞれですが、スタディツ
アーでは意見の違いを共有できることの素晴らしさを実感したそうです。また、「正解
がなかなか見つからない問い」に対して、考えることから逃げずに正面から向き合い
たいという抱負を述べてくれました。
報告に続いて質疑応答と交流の時間を持ち、活発な意見交換が行われました。スタ
ディツアーから帰国して約2ヶ月経った今も、現地NGOリーダーの生き様や考え方に
触発され、考え続けている参加者達の姿が印象的でした。アジア太平洋の現場から
学ぶこと、そして参加者間で学び合うことはAVCの海外体験学習プログラムが目指
すものです。これからもアジア太平洋の仲間とのネットワークを大切にし、互いに学
び合い、それぞれの体験を深めることができる、このような集いをさらに多くの人々
と持ちたいと思います。現在、インド・スタディツアーの報告書を制作中です(3月・発
行予定)。ご希望の方はAVCまでお問合せください。